さいたま市は、埼玉県の県庁所在地として多くの人々が住む都市であり、都市化が進んでいる一方で、自然災害のリスクにも備えなければならない地域です。特に地震や洪水、土砂災害といった災害に対して、事前に備えるための情報提供として重要なのが「ハザードマップ」です。この記事では、さいたま市のハザードマップについて紹介していきます。
ハザードマップとは、「災害が発生した際に被害が予測される範囲や危険な場所を視覚的に示した地図で、避難場所・避難経路などの防災関係施設の位置などが表示してある地図」のことです。防災マップ、被害予測図、被害想定図、アボイド（回避）マップ、リスクマップなどと呼ばれているものもあります。これにより、自分の住んでいる場所のリスクを把握し、どのような備えが必要かを理解することができます。特に大きな地震や台風、豪雨による洪水や土砂崩れなど、自然災害の発生リスクを予測し、迅速な避難行動ができるようにするためには、ハザードマップを活用することが重要です。
ハザードマップにはいくつかの種類があります。例えば、洪水ハザードマップや土砂災害ハザードマップ、震度被害マップ、津波ハザードマップなどです。災害の種類によっては危険と予測されるエリアが大きく変わっていることもあるので、様々なハザードマップをうまく使い分けていくことが大切です。
(出典：国土交通省HP)
さいたま市が提供している主なハザードマップは、以下のようなものがあります。
さいたま市では、洪水による被害の発生に備え、国・埼玉県が管理する河川について、水防法の規定に基づき、洪水ハザードマップを作成しています。主にさいたま市内に流れる川が氾濫した場合、その川の付近でどの程度の洪水が起こるかが示されています。
(出典：さいたま市HP)
土砂災害ハザードマップは、市内の土砂災害警戒区域等を5つの地図に分けて作成しています。また、土砂災害の種類や前兆現象、避難情報の伝達系統などが記載されています。
(出典：さいたま市HP)
さいたま市の浸水履歴マップは、防災課・各区情報公開コーナーで公開している「さいたま市の水害に関する情報について」のうち、平成25年4月から令和4年12月までの被害をマップ化したものです。市民等からさいたま市へ報告があった情報を基に作成しているため、全ての被害情報を網羅するものではありません。
(出典：さいたま市HP)
内水ハザードマップは、下水道の排水能力を超える大雨によって内水氾濫が発生した場合に想定される浸水区域や浸水深等を、浸水シミュレーションにより示したものです。
※このマップは一級河川の外水はん濫は考慮していないため、最新の「洪水ハザードマップ」も併せてご確認ください。
(出典：さいたま市HP)
平成25年度さいたま市被害想定調査（平成26年3月策定）より想定される地震として、さいたま市直下地震、東京湾北部地震、関東平野北西縁断層帯地震の3つがあげられます。地震防災マップは、これらの地震における震度分布を示したマップ（揺れやすさマップ）です。
(出典：さいたま市HP)
ハザードマップは、単に「見るだけ」で終わるものではありません。以下のように積極的に活用することが大切です。
まずは自宅の周囲や、住んでいる地域のリスクを確認しましょう。特に、洪水や土砂災害の危険区域に住んでいる場合、どのような避難経路を取るべきか、避難場所を事前に確認することが大切です。
家族全員で避難場所や避難経路を決めておくことが重要です。地震や洪水が発生した際に、パニックにならずに行動できるよう、事前にシミュレーションをしておきましょう。またハザードマップを見ながら、どのような災害に備えるべきかを考え、防災用品を揃えておくことが重要です。特に洪水が予想される場合は、浸水した際に必要な物品を準備しておくと安心です。
ハザードマップでは、「浸水予想区域」「土砂災害のリスク」「震度被害」などが分かります。どれも安全な住まいを確保する上で欠かせない情報ですので、候補地のハザードマップを確認しておくことが大切です。
紹介したハザードマップは、さいたま市のホームページからダウンロードすることができます。各区役所情報公開コーナー、各支所・市民の窓口で配布しているものや、各公民館・図書館では洪水ハザードマップを閲覧できるものもあります。
また、「さいたま市防災まちづくり情報マップ」というサイトでは、スマートフォンや携帯電話からもハザードマップを閲覧することができます。住所を入力して調べたい場所を検索できる機能もありますので、一度サイトにアクセスして自宅などのリスクを確認してみましょう！
さいたま市は、台風や大雨による被害が災害のほとんどを占めています。いつ起こるか分からない災害に備えて、避難場所までのルートを確認したり、危険と予想される場所を知っておいたりすることが大切です。災害に備えるためには、自治体の提供する情報を元に、自分自身のリスクを正確に把握し、家族や地域と協力して備えておくと安心でうす。また、緊急時にインターネットが使えないこともあるため、紙でハザードマップを持っておくことも大切です。
家の購入を検討している方や引越し先を探している方も、ぜひ今回紹介した「さいたま市のハザードマップ」を活用してみてください。
私たちアイエー大宮支店はさいたま市、川口市、戸田市をはじめとする埼玉県中央エリア・越谷市、春日部市、蓮田市をはじめとする東部エリアの土地の無料査定、買取りを行っております。
土地のお悩みは、私たち株式会社アイエー大宮支店にぜひご相談ください。他社で買取りを断られた土地でも、当社では買取りが可能な場合も多数あります。
また、買取だけではなく土地の相続問題など不動産に関する事でお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。弊社は弁護士・司法書士・税理士等と提携しておりますので、土地活用のご提案や資産運用のお手伝いをさせていただきます。
お客様の大切な資産の一つである「土地」 を安心と信頼のお取引ができるよう誠心誠意努めてまいります。
まずは「簡単！2分で無料土地査定」をお試しください。売る気のなかった土地、将来相続で受け継ぐ土地、空き家になっていて放置している土地。今の土地の価格がどの程度なのか知りたい方、土地のことで悩んでいる方。
他社で地価が全くないと断られた土地を売りたい・・・
早急に土地を現金化したい・・・
農業を引退して使わない農地を活用したい・・・
遺産相続したら地方の山の土地を所有していた・・・
土地のことで悩んでいるけど、自分から相談するのはちょっと・・・
査定なら株式会社アイエー！高価買取中です！
↓ 土地のネット無料査定サイトは下の画像をクリック！ ↓
世の中には1つとして同じ土地が無いのでどのような状況であったとしてもアイエー大宮は真摯にご事情をお伺いし、可能な限りお客様に寄り添ってサポートいたします。お悩みの際にはどうぞお気軽にご連絡ください。
無料土地査定のフォームに入力するのも面倒なあなたにおすすめ！LINEを使った土地のお悩み相談もあります。営業時間にオペレーターが直接返信いたします。
正確な価格が知りたい方や、直接担当者と話がしたい方も、もちろん電話相談受付中です。書類の取り寄せ、実際に現地に足を運び、正確に土地査定いたします。
近年早く土地を売りたいお客様が増えております。なるべく早く対応させていただきますが、一つ一つを丁寧正確にと対応していくとお待たせしてしまうことがありましたので、予約することをおすすめします。
おすすめの記事はこちら
